Q:過敏性腸症候群にはどんな種類がありますか?

患者さんの質問にお答えします。

横浜市金沢区
金沢文庫消化器クリニック
院長 大田 貢由(おおたみつよし)

金沢文庫消化器クリニック 院長 大田 貢由

Q:過敏性腸症候群にはどんな種類がありますか?

A:過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome、略称:IBS)は、一般的に以下の3つの主な種類に分類されることがありますが、これらは症状による分類です。

  1. 下痢型(IBS-D:Irritable Bowel Syndrome with Diarrhea): このタイプのIBSでは、下痢が主な症状として現れます。便通が頻繁で、腹痛や腹部不快感とともに、軟便や水様の便が特徴です。
  2. 便秘型(IBS-C:Irritable Bowel Syndrome with Constipation): このタイプのIBSでは、便秘が主な症状として現れます。便通が不規則で困難であり、腹痛や膨満感も感じられることがあります。
  3. 混合型(IBS-M:Irritable Bowel Syndrome Mixed): このタイプのIBSでは、下痢と便秘が交互に現れます。便通が不規則で、時に下痢、時に便秘が起こることが特徴です。

ただし、IBSの症状は個人によって異なるため、すべての人がこれらのタイプに完全に合致するわけではありません。また、IBSの症状は時間とともに変化することもあります。

消化器疾患のよくある質問


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