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Q:痔の手術が必要になるのはどんなときですか?

患者さんの質問にお答えします。

横浜市金沢区
金沢文庫消化器クリニック
院長 大田 貢由(おおたみつよし)

Q:痔の手術が必要になるのはどんなときですか?

A:痔の手術が必要になるかどうかは、症状の程度や患者の状態によって異なります。以下に、痔の手術が考慮される状況をいくつか挙げてみましょう。

  1. 慢性的な症状の悪化: 一般的に、痔は自然に治ることがありますが、慢性的な症状が続く場合、手術が検討されることがあります。例えば、慢性的な痛みやかゆみ、出血が続く場合です。
  2. 大きな痔: 内部痔核や外部痔核が非常に大きく、他の治療法(薬物療法や処置)では効果が得られない場合、手術が選択肢となることがあります。
  3. 外部痔核の血栓: 外部痔核が血栓で詰まると、非常に痛みが強くなることがあります。この状態では、手術が緊急に検討されることがあります。
  4. 長期間にわたる重度の出血: 長期間にわたり続く重度の出血がある場合、手術が検討されることがあります。これは貧血などの健康問題を引き起こすことがあります。
  5. 内痔核の脱出: 内部痔核が肛門から脱出し、患者の日常生活に支障をきたす場合、手術が考慮されることがあります。
  6. 選択的な痔の手術: 一部の痔の手術は、慢性的な症状の緩和や再発予防のために行われることがあります。これには痔核の結紮や摘出などが含まれます。

痔の手術の適応は個々の状態によって異なるため、症状や医師の判断に基づいて適切な治療方法を選択することが重要です。

肛門疾患のよくある質問

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